多焦点眼内レンズ
多焦点眼内レンズについて
通常の白内障手術(健康保険適応)では、遠距離あるいは近距離のどちらか一方にしか焦点が合わない「単焦点眼内レンズ」を使用しますが、先進医療による白内障手術では遠距離・近距離どちらにも焦点が合う「多焦点眼内レンズ」を使用します。
先進医療とは、厚生労働省において、安全性、倫理性、有効性などを審査して承認された新しい技術で、厚生労働省により認定を受けた医療施設で受けることが出来ます。
当院は、平成28年3月より厚生労働省より多焦点眼内レンズ手術に対する先進医療実施医療施設として認定されました。
先進医療として認められている多焦点眼内レンズ手術費用は自己負担となりますが、手術手技以外の手術前後の診察や投薬、処置などは健康保険の適応となります。先進医療実施医療機関以外でも多焦点眼内レンズ手術は受けられますが、手術前後の診察や投薬、処置などもすべて自己負担となります。
任意の生命保険に加入されている場合は、保険の契約タイプによっては先進医療給付金を受けることができる場合がありますので、ご加入の生命保険会社へご確認ください。
多焦点眼内レンズ手術は、どなたにでも適しているものではありませんので、適応につきましては術前の詳しい検査を行ったうえで医師が判断します。
- 多焦点眼内レンズ費用片眼38万円(税込) 両眼76万円(税込)
- 手術前後の診察費用健康保険適応(1割、2割、3割負担)
- 民間医療保険
先進医療特約プラン加入保険金給付可能
多焦点眼内レンズの見え方(シュミレーション)
単焦点眼内レンズの見え方(シュミレーション)